うつ病になるとどうなるのか?

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こんにちは、うつみ – ウツミ- です。
前回はうつ病に関しての基本的な知識を紹介しました。
前回の記事を読んだ皆さんや、既にうつ病についての知識をお持ちの皆さんのために、今日はさらに細かい症状について探っていきます。
どうか苦しんでる皆さんのお役に立てますように。

うつ病の症状

うつ病は何もしていないのに悲しくなる、絶望感、気分の落ち込みなどの抑うつ気分が一日中続きます。
いや、何もできないから続いてしまうと言ってもいいかもしれません。
ちなみに「抑うつ気分」とはいわゆる無気力状態のことを言います。
抑うつ状態に陥ると、睡眠/入浴/トイレ/掃除/食事 などが思うようにできず基本的な生活を送ることができません。
症状が顕著にあわられるのが午前中です。
起床が思うようにできず、抑うつ状態のまま時間が経過してしまいます。
私も休職中は1日寝たきりでした…。
食事もままならずお風呂にも数日入れませんでした。
もちろん清潔とは言えないし良くない生活だったことは分かってるんですが、思うように動けないのがこの病気の特徴です。
午後から夕方にかけて症状が軽減する傾向がありますが、また意欲が乏しくなって活動力が低下し、興味や喜びが喪失します。
夕方やっとのことで食事にありつけますが、私の1日の食事はこの1食でした。
買い物には行けないし自分で調理することもできないので出前に頼りきっていました。
それが原因で経済的にも困窮してしまうのですが、そのことについてはまた後日書かせてください。
さて、そんなうつ病の状態が続いてしまうと思考力・集中力は減退し、自身で決断する能力が著しく低下します。
会社勤めの方は、突然全てを投げ出したくなる時もあると思います。私の場合は、突然「辞めます」と訴えるなど正しい判断が難しくなりました。
上司からしたら突然のあまり理解し難いし、迷惑をかけるのも分かっているはずなのになぜかそのような決断に至りました。
身体症状としては頭痛、肩こり、睡眠障害、疲労感を強く感じ、多くの場合は食欲低下により体重が減少します。
私は元々痩せ型(178cm / 67kg )なんですが、ひどい時は62kgまで落ち込みました。
ただでさえ細い(コンプレックスです)のに久しぶりに会った友人には顔が痩けたと言われ、危機感を抱いたのを覚えています。
また、症状がひどくなると不安感・焦燥感でじっとしていられなくなります。
うつ病では気分の落ち込みや意欲の低下、不安・イライラなどの精神的な症状が見られ、他には体のだるさや痛み、しびれなどの身体的な症状がみられる場合が多いようです。

単極性うつ病(障害)

うつ病の症状は、種類によって異なるケースがあります。
単極性うつ病はうつ状態だけが続くうつ病です。
後ほど解説する双極性障害抑うつよりも患者の割合が多く、増えている病気です。単極性うつ病は元気に仕事や日常生活を送っている方でも十分起こりえます。日本の生涯有病率は7.5%と公表されており、これまでにうつ病を経験した人は約15人に1人という数字も示されているなど、決して珍しくはない身近な疾患です。

双極性うつ病(障害)

以前は躁うつ病と称されていたうつ病です。私が患ったのもこの双極性障害でした。
抑うつは気分が落ち込んだ状態と前述しましたが、気分が高揚している状態を躁状態と言います。
双極性障害とはつまり、うつ状態と躁状態を繰り返す脳の病気です。
好不調の波があることから「気分障害」と言われることも少なくありません。
世界ではおよそ100人に1人がかかるといわれています。
一方、日本では500人に1人という調査結果がありますが、はっきりしたことはわかっていません。
いずれにしても決して珍しい病気ではなくむしろ身近な病気です。
また、かかりやすさに男女差はなく、20代~30代前後に発症することが多いとされていますが、青少年期から老年期まで幅広い年齢で発症する病気でもあります。

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか。

うつ病は、普通に生活が送れる人からすると、甘えなどど思われがちです。
ですが、そう思われがちなことも本人が一番分かっています。その上どうしようもできないからこそ辛いものなのです。
改めてですが、うつ病は脳に障害が発生する事により起こる、れっきとした病気だということは理解してください。
周囲の皆さん、どうか手を差し伸べてあげてくださいね。

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